
将来の有機農業、栄養、健康
世界最大のオーガニック食品見本市ビオファと、隣接会場で同時開催されているナチュラルコスメの見本市ヴィヴァネスには、世界95ヶ国から約2,800社が出展し、135ヶ国からから51,000人を超える来場者が集まります。政界や行政界の代表も多数来場するこのイベントは、今後の有機農業や栄養、健康に関する議論を深めるための中心的な場となっています。ビオファには、世界中のバイヤーやサプライヤー、有機関連団体だけでなく、新規参入を検討している農産物加工食品企業も来場するため、重要なビジネス交流の場となっています。
世界のオーガニック市場は、 1,250 億ユーロ (2021 年) を超える規模となっています。このうち、ヨーロッパの市場規模は 550 億ユーロを越えますが、アジア太平洋地域も今後数年間で売上高が550億ユーロを超え、成長率も17%を超える等、最も高成長を遂げる地域となる可能性があります。 ドイツのオーガニック食品の年間売上高は150億ユーロを超え、米国(500億ユーロ)に次ぐ世界第2位のオーガニック市場となっています。 これらの数字はヨーロッパ市場が世界の製造業者にチャンスがもたらす重要な市場であることを示しています。
日本の農産物加工業者は、高品質なニッチ商品を輸出する機会を少しずつ利用し始めています。 ジェトロは長年にわたり、BIOFACHに共同ブースを設営し、日本のオーガニック食品業者の海外進出をサポートしてきました。また、 日本政府も日本の農産物の輸出拡大を推進しています。 競争が非常に激しいヨーロッパの食品市場では、健康や栄養に対して意識の高い消費者が、有機食品により多くの対価を支払うようになってきています。 このため、急成長する市場に適切な有機製品を持ち込み、持続可能な成功を収める必要があります。同時に、ビオファは日本の輸入業者にとっても重要な見本市となっており、国内で増え続けるオーガニック製品の需要に応えるような高品質の有機食品やオーガニックコスメを知る機会を提供してくれます。

